何か法律上で困った事があった時、わたしたちは当然のように弁護士の元へ相談に行きます。
また例え法律上の問題ではなくても、法律の専門家とお話しすることで何かの法律が問題解決の糸口になる、そういった事はよくあることです。
法律も制度も知らなければ利用する事すらできず、知らないことによって時と場合には損をしてしまう事も多いものです。
最近では弁護士の敷居も低くなり、誰でも気軽に相談に行けるようにもなりました。
弁護士は法律トラブルが常に潜んでいるわたしたちの身近な相談相手、解決役という役割を担っています。

また何も裁判手続きにならなくても、当事者同士で話し合いが難しい場合、主に離婚や遺産分割などの家事トラブルになりますが、任意の話し合いの段階でも代理人を通して話し合いをしたら案外アッサリと解決してしまう事もよくあります。
弁護士の名前で内容証明が届けば大半の方は驚くでしょう。
それだけ弁護士とはインパクトの強い存在なのです。

また基本的人権を擁護する存在として民事事件以外にも刑事事件の弁護活動も行います。
はたから見れば悪いことをした人の弁護活動を行っているかのようにも見えるでしょう。
しかし警察に捕まったからといって、本当にその方が犯人なのかどうかはわかりません。
慎重な捜査がされる必要があります。
その捜査過程で違法な点や不備はなかったのかを判断し、その方の権利を守るのも弁護士の立派な仕事です。
また行き過ぎた刑罰が科されないためにも、刑事事件弁護は必要でまさに人権擁護の活動にほかなりません。

冤罪という言葉が近年よく聞かれるようになりましたが、冤罪は絶対にあってはならない事なのです。

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