交通事故は何も車を運転される方だけの問題ではなく、自転車乗車中または歩行中、つまりいつでも誰でも遭遇しうる可能性の高いものになります。
もし万が一交通事故の被害者となった時、どのような対応を心掛ければいいのでしょうか。
事故直後は混乱していて適切な行動を取る事が出来ない傾向が強いです。
一般的に交通事故に遭遇した後の流れは以下のようになります。
事故発生 → 治療のための通院や入院 →症状の固定 → 後遺症などについての認定 → 示談交渉
まずは何より怪我を治す事が最優先事項になるかと思います。
病状が固定しある程度落ち着いたらいよいよ加害者側との示談交渉に入るわけですが、ここで注意があります。
加害者と言っても加害者本人と話し合いをするわけではありません。
大半は加害者加入の保険会社の担当者が交渉の窓口となります。
保険会社の人間ですが、この道のプロです。
初期の交渉段階から賠償額を満額を引き出すことはほぼ不可能です。
また提示された金額が妥当なものなのかどうかの判断も素人には難しいと思います。
ただ言われるままにサインなどしない事!
示談書は一度署名捺印してしまったらよほどの事がない限り覆りません。
少しでも不満や不安があればサイトはせずに弁護士へ相談に行きましょう。
特に過失や損害が大きい時ほど、ご自身での対応は避け弁護士への依頼を考えた方がいいでしょう。
実際弁護士が出てくる事によって交渉がスムーズに進む事も多いです。
弁護士へ依頼となると大事になりそうで気が引ける方もいらっしゃるかもしれませんが、正当な権利を守るために弁護士を活用することは決して悪い事でも卑怯な事でもありません。