離婚する夫婦の大半がお互いの話し合いによる協議離婚の元に別れています。
話し合いによる離婚というとなんだか円満解決のように聞こえるでしょうが、例え協議離婚であっても子供の親権、養育費、慰謝料や財産分与、年金分割についてはきちんと取り決めないと大きな損害を被ることになりかねません。
定年間際の場合は相手方の退職金も財産分与の対象になったりしますし、例え専業主婦でも夫婦が共同で築いてきた財産はすべて分与の対象になります。
しかし共同で築いた財産というものは一見して素人には判断しずらい部分があります。
実はあれもこれも財産分与の対象になった、離婚後に気付いても遅すぎます。
つまり知識がないと損をしてしまうのが法律手続き、離婚手続きなのです。
知らない事で不利益を被らないためにもこんな時こそ弁護士を最大限に活用しましょう。
弁護士と聞くと即刻裁判沙汰を連想される方も多いでしょう。
もちろん裁判代理権は弁護士にしか許されない独占業務になります。
しかし裁判以外でも複雑で難しい法律や制度の架け橋的な存在、交渉のプロとしての側面も持ち合わせています。
有利に離婚を進めたい、話し合いが難航している、そんな時こそ弁護士の知識を拝借しましょう。
本当にちょっとした法律知識を持つことによって劇的に現状を打破する事が可能になることもたくさんあります。
女性の場合は女性目線で問題に取り組んでくれる弁護士がいいでしょう。
ですから離婚問題の場合割合的に同性の弁護士へ依頼するケースが多かったりします。
今は女性の弁護士も第一線で活躍していますし、女性弁護士を探すことはそんなに難しいことではなくなりました。