セクハラやパワハラ、モラハラ、これらの単語は近年頻繁に耳にするようになりました。
セクハラについては何年か前に流行語大賞になったほどです。

セクハラはセクシャルハラスメンとの略、
パワハラはパワーハラスメントの略、
モラハラはモラルハザードの略、
主に職場や家庭で起こりえる人格と尊厳を侵害する行為になります。
特に職場で起こりやすく、職権などを背景に起こりえる行為でもあります。
しかし必ずしも上司から部下に対して行われるものではなく、先輩後輩同士、あるいは同僚同士など、関係性に関わりなく、セクハラパワハラモラハラの種は潜んでいると言っていいでしょう。

そのうちパワハラについて今回説明します。
パワハラ行為は以下のように分類されます。

身体的な攻撃
精神的な攻撃
人間関係からの切り離し
過大な要求
過小な要求
個の侵害

このように表現すると大変わかりにくく、ピンとこない方も多いかと思いますが、具体的には暴力や脅迫、暴言、仲間外れやムシ、業務上明らかに不可能なことの要求や仕事を与えない、私的な事に必要以上に立ち入ること、などになります。

ささいなことでも相手側が深く傷ついていることもよくあることで、それがこの問題のとても難しい部分になります。

最近では大手エステ会社で行き過ぎた行為に対する訴訟問題がありました。
社会的にも働く環境、労働者の権利というものは関心が高く、企業側は労働者が働きやすい環境を整える義務を背負っているといえるでしょう。
また労働者一人一人がコンプライアンス意識を高く持ち、人間関係を円滑にするためにある程度のマナーを守ることも要求されているのではないでしょうか。

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