住宅のリフォームはよく飛び込み営業などに多くみられるもので、強引に契約をもぎ取ろうとする傾向があります。
口当たりのいいことばかり宣伝したり、耐震性などについてのこちら側の不安をあおってきたり、それらは営業の悪く言ってしまうと手口、になります。
営業マンの言うことが本当に信憑性のある情報なのか、全て鵜呑みにして契約を交わしてしまうのは実は大変危険なのです。
そのため契約後に、やはり解約したい、こんなはずじゃなかった等のトラブルが多いのも特徴です。
一種の詐欺まがいのような営業を行う悪質な業者もいますから、飛び込み営業全てがそうとは言いませんが、話を聞くだけのつもりがずるずる契約してしまった、なんてことにならないように、慎重に対応しましょう。
無暗矢鱈に営業マンを家に招き入れて話を聞いてしまわないように。
ちょっとでも不信感があれば玄関口できっぱり断ることがトラブル回避の一番の策になります。
しかし何も飛び込み営業だけ気を付ければいいのではありません。
リフォームのトラブルは何も契約時に限ったことではないのです。
むしろ、仕上がりに関してのトラブルの方が多いです。
明らかに粗末な資材を使用された、歪みがある、仕上がイメージとは異なり、リフォーム工事後に発生するトラブルというのもあるのです。
もしこのようなトラブルに遭遇してしまったら、まずは業者へのクレームが一番ですが、大抵の場合取り合ってもらえません。
ですから第三者機関を利用するのが一番です。
日本建築士連合会や住宅リフォーム紛争処理支援センター、あるいは住宅関係に強い弁護士などもいいでしょう。