何か法律上でわからないことやトラブルが起こった際、貴方はどうしますか?
まずは法律家に相談、となるでしょう。
法律家の筆頭といえば弁護士がいますが、弁護士とは一体どのような社会的使命を担っているのでしょうか。
弁護士法の冒頭にその使命と職務について書かれています。
弁護士は基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。(弁護士法第1条)
弁護士は他士業と異なりほぼすべての法律に関する業務を取り扱う事ができます。
そのため数ある職業の中でも「先生」と呼ばれて敬われている存在でもあります。
その地位と品位は極めて高く同時にとても重い社会的責任と国民からの期待を背負っているのです。
従来に比べて弁護士も大分身近な存在となりつつあります。
少し前まで弁護士に相談する、まして依頼して訴訟を起こすなんて事はまだあまり一般的ではありませんでした。
しかし近年司法制度改革と法曹人口の増加や規制緩和によってより法律家への相談や依頼が制度や費用の面からも大変利用しやすく改善されました。
権利意識の上昇や不安定な社会情勢も影響しているでしょうが、連日のように各行政の弁護士無料相談は常に満席状態です。
法律がすべての問題の解決に役立つわけではありませんが、何かの突破口になることは間違いありません。
一見弁護士へ相談するべき案件かどうか迷うようなものでも、専門家に相談することで利用できる法制度が見つかるかもしれません。
また然るべき相談先を紹介してもらえたりもしますので、弁護士相談を受けて損することはあまりありません。
もっと利用しやすくなるように無料相談の拡大や各種制度がもっと充実すればわたしたちの生活はより豊かに便利になるのではないでしょうか。