弁護士と聞くと敷居が高い、相談しにくい、法律トラブルが起きた際に相談に行く先、そういったイメージが強いと思います。
わたしたちが普段生活していく中でトラブルの種は常に潜んでいます。
身近な例でいいますと、いつ何時遭遇するかもわからない交通事故や家庭内の離婚問題、貸したお金が返ってこなかったり、会社からお給料が支払われなかったり、職場でパワハラやセクハラなど不当な扱いを受けたり、取り上げたらキリがないくらいトラブルの素となる要素が潜んでいるのです。
そのすべてにおいて弁護士はオールマイティーな相談先です。
主に法律を駆使して依頼者の悩みや問題を解決へと導くのが役割ですが、弁護士と聞くと即裁判と勘違いされている方も多いのでは?
確かに裁判、法廷内手続きは弁護士の独占業務であり主要業務でもあります。
しかしトラブルの解決方法が全て裁判を起こす事が最ではないのです。
時には裁判外で任意の交渉を行ったり、裁判前の調停を申し立てたり、あくまでも裁判は最終手段の選択肢として様々な提案を行うのが弁護士の本来の役割であり使命でもあるのです。
極端な話、今までいくらこちらから連絡を入れても何の音沙汰もなかった相手方が、弁護士からの内容証明一通ですんなり交渉に応じてくれた、なんてことはよくある例です。
それだけ弁護士という名前には強力な力があるのです。
裁判を起こすだけが弁護士の活用方法ではありません。
ごくごく身近なトラブルの解決、予防策、リスクヘッジとして弁護士を上手に活用する事がトラブルのない生活へと繋がるのではないでしょうか。
ですから何事も早めの相談が肝心です。