建設業許可を取得するためには、五つの五大要件といわれるものを全て過不足なく満たしている必要があります。
ですから申請手続きを行う前に、許可の見通しがあるのか、要件を満たしているのか、必ずチェックを受けるようにしましょう。
見通しがない状態で申請手続きをしても意味がありません。
建設業許可とは申請前の準備段階が一番重要といえるでしょう。
五つの要件とは以下のものです。
まず経営の管理責任者がいること
専任技術者が各営業所ごとにいること
請負契約に対して誠実性があること
財産的基礎を有していること
そして欠格要件に該当しないこと
今現在、上記要件を満たしていなくてもこれから許可取得に向けて準備を行うことは十分可能です。
長い時間をかけて、経験を積んで、満を持して申請手続きを行う方はたくさにらっしゃいます。
建設業は経験が大事です、未経験者が簡単にできないようになっているのです。
今の法律上、全ての建設工事に建設業許可が必要なわけではありません。
しかし許可を持っているということは、建設業に関して一定以上の技術を持っていることの証にもなります。
取り引き先や金融機関、人の雇用の際にも大いに役立ちますし、何よりも公共事業の入札のスタートラインに立つことが出来ます。
取得には苦労がありますが、それだけ価値のある許可といえるでしょう。
請負工事に金額の制限がなくなる事以外にも上記のような信頼の面で非常に効果的なのです。
建設業許可の申請手続きは要件を満たしているか否かの判断の段階から高度な専門知識を必要とします。
出来れば専門家の助言の元、申請を進めるのがベターでしょう。
書物を買いあさって手さぐりでご自身で申請しても、許可が取れなければ意味がありませんよ。
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