近年司法制度改革により弁護士の人口も急激に増加したといわれています。
一部では仕事がない稼げないといわれていますが、果たして本当にそうでしょうか。
それはそもそも弁護士とは自分から営業活動をしなくても次々と仕事が勝手に舞い込んでくる、稼げる、といった多少誇張されたイメージに基づくものにすぎません。
今の世の中黙っていても仕事が舞い込むなんておいしい仕事はほとんどありませんよ。
何事も変化します。
時代の変化と共に弁護士の在り方働き方そういったものも変化しなければならなくなったのです。
例えば、これからは別に事務所を構えなくても、IT機能が発達した現在において、パソコン、スマートフォンの端末ひとつで、弁護士業務は行う事が十分に可能です。
そのため弁護士の働き方もより自由に多様化してきているといえるでしょう。
弁護士の世間一般のイメージとしては法廷に立って弁護人を弁護する姿が印象的でしょうか。
しかし弁護士の活動は何も法廷内に限られてたものではありません。
その活動領域は無限、といっても過言ではないでしょう。また刑事や民事を問わず何ものにも制限されません。
法律の知識やサポートを求めている分野は潜在的な数を含めるとものすごい量です。
これらすべてが弁護士の職域であり、仕事に繋がるのです。
弁護士は法廷内の活動や紛争予防、人権擁護の活動などありとあらゆる社会的分野で活躍しています。
同時に先生と呼ばれる士業でもあるため当然社会的責任を強く負う立場の人間でもあります。
弁護士による犯罪やいわゆる不祥事が大きく取沙汰されるのはそれだけ社会的地位が高い存在だからなのです。