今の世の中、情報はインターネットの普及によってあふれかえっています。
何を調べるにも、まずはネットで、そういった方も多いのではないでしょうか。
確かにインターネットは便利で、尚且つスピードがあります。
知りたい事を一瞬にして知ることができてしまうのです。
忙しい現代人にはピッタリのツールではあります。
しかしそのネットに溢れる情報は、全てが正しいとは限りません。
むしろ誤った情報が、さも正しい情報かのように出回ってしまうケースも多いのです。
そこがインターネットのウィークポイントでもあるのです。

また、掲示板などで個人への誹謗中傷などの攻撃や個人情報の漏えいも深刻な問題になりつつあります。
特にインターネットは匿名性が高い世界になります。
普段だったら使わないような汚い言葉で相手を罵っても、あまり実感がわきません。
罪の意識なく、罪を犯している人が多いのもまたネットの世界なのです。
個人情報の漏えいや誹謗中傷は、場合によっては名誉棄損に該当することだってあり得ます。
発信源を特定すれば損害賠償請求を起こす事も不可能ではありません。
実際に民事訴訟の判例はいくつかあります。

顔が見えない個人が特定されないネットだからといって、他人を誹謗中傷したり、必要以上に攻撃したりするような行為は現実世界同様に厳しく罰せられなければなりません。
どの世界でもマナーとルールを守る、これが鉄則なのです。

あまりにひどい場合は、警察署への相談も視野に入れましょう。
深刻度によっては警察が動いてくれるかもしれません。
事前に管轄の警察署へ電話連絡の上相談に行くのがいいでしょう。

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