ネット上の掲示板やブログ、サイトは誰しもが閲覧可能なものになります。
この不特定多数が閲覧可能なネット上に自分の個人情報や誹謗中傷が書き込まれていた場合、どうしますか?
近年、ネット上での誹謗中傷は個人や法人を問わずに多発しています。
インターネットは日に日にその影響力を増しています。
例えばお店などの場合、口コミサイトの掲載文の内容次第で集客に大きく影響を及ぼす事はすでに周知の事実かと思います。
口コミによって繁盛、あるいは逆に廃業に追いやられたお店というのは絶対に存在します。
中には深刻なものもあり、刑事告訴や民事訴訟へと繋がるケースも存在しました。
例え顔が見えないネットの世界でも、攻撃されたり誹謗中傷されたりすれば当人は深く傷つきますし怒りを覚えることでしょう。
日常生活に支障が出る方もいらっしゃいます。
そのまま放置出来る類のモノなら相手にせずにやり過ごす事もいい選択肢だと思います。
しかし自分の写真や住所などのいわゆる個人情報などの掲載や、どうしても許せない誹謗中傷などに対しては、泣き寝入りせずに何らかの対策を講じた方がいいでしょう。
まずはサイトの管理者やプロバイダーに連絡をし、その文言の削除依頼を出しましょう。
しかし削除したからといって安心はできません。
一度ネットに出回った情報を完全に消去することは不可能なのです。
現実的にインターネット上のトラブルで告訴や損害賠償請求を考える方は今の時代急増傾向にあるといっていいでしょう。
あまりにひどい時は警察署のサイバー犯罪窓口へ相談に行きましょう。サイバー犯罪窓口と聞くと、詐欺や公然わいせつなどのがすぐに思い浮かぶでしょうが、誹謗中傷を始めとする名誉毀損もサイバー犯罪の一つにくくられています。
名前や住所、写真や、事実無根の誹謗中傷などの書き込みは名誉毀損に該当することもあり得ます。これらの行為は違法行為になります。
泣き寝入りする必要はありませんよ。