わたしちが生活していく中でもはや欠かせないツールとなっているのがインターネットです。
この近年にものすごい勢いで普及したインターネットですが、普及と同時にネット特有のトラブルが急増しているのもまた事実なのです。
ネット特有のトラブルとして筆頭にあげられるのが、それは悪意のある書き込み・プライバシーの侵害になります。

個人や企業問わずにネット上の書き込みを、たかがインターネット上のことだ、と放置しているととんでもない事が起こってしまう可能性があるのです。

例えば

内定していた就職先から突然断られたり、
融資を断られたり、
マンションなどの賃貸契約を突如解約されたり、
子どもや家族が嫌がらせやいじめに遭ってしまったり、
商品名での検索で悪評が数多くヒットしてしまい売り上げに影響したり、
取引先や顧客から契約を断られたり、
など等

それだけインターネットの書き込み、情報というのは今の現代社会において相当な影響力を持っているといっていいでしょう。

もし心当たりのない誹謗中傷・悪評・個人情報を書き込まれた場合は即刻管理者に削除依頼を出しましょう。
URLを控えておき、そのページが在ったことを証明するためにもプリントアウトやデジタルカメラで撮影しておくことも大事になります。
削除依頼を出してもなかなか削除してくれない場合もあり得ます。
またサイトによっては管理者への連絡ツールがなかったり連絡先が不明なこともあります。
そうなると次の一手としてはプロバイダーに削除依頼を出しましょう。
それでも削除されない、そうなると事態は更に深刻化します。
法務局や警察、弁護士などへの相談、裁判所へ仮処分の申し立て、業者への依頼などを行う方法が選択肢としてはあります。
しかし現実的に警察や役所が積極的に動いてくれるということはあまりなく(民事不介入の原則)、また裁判手続きも時間や労力がかかります。
業者に削除を依頼する方法も有効ですが、どの業者が信用できるのかわかりません。
ネットの書き込みの削除、対応というのはとても難しい問題なのです。

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