離婚に関するトラブルは年々増加傾向にあり、今では決して珍しくはない身近な問題となりつつあります。
しかし離婚したい、そういった気持ちばかりが先行してしまい焦るのは禁物です。
一日でも早く離婚したい、その気持ちはわかります。しかし子どもがいれば子どもの親権や養育費、面会交渉、慰謝料、財産分与や年金分割など、様々な事をきちんと離婚前に取り決めないと後で大変な事になります。
離婚してからでは遅すぎます。必ず離婚前にきちんと条件に関しては書面に残しておくべきです。
面倒でも公正証書にすると万が一不履行の際に強制執行手続きをスムーズに行う事ができます。
離婚とお金、これは切っても切れない問題なのです。
問題が複雑な場合は早めに弁護士へ相談に行きましょう。
当事者同士での話し合いが難しいようでしたら調停や裁判も視野に入れていかなければならなくなります。
調停自体に弁護士は必ず必要ではありませんが、事情が複雑なケースは話は別です。
複雑なケースとは離婚そのものに対して相手が頑なに拒んでいる場合などになります。そんな場合は調停を申し立てても早々と不調亭に終る可能性が高いです。そこが調停手続きのデメリットでもあります。
不調亭となった場合、は裁判手続き、本訴へと手続きが移行します。
裁判を起こすとなるとこれはもう代理人弁護士を雇う事は避けられないと考えておいた方がいいでしょう。
だったら早めに依頼しておいた方がいいです。
相手方も代理人弁護士が出てくれば無下な対応を取る事はしないでしょう。
相手にプレッシャーを与えるという心理的な面でも弁護士の介入は非常に有効なのです。